東京五輪・パラの審判など 大会関係者へのワクチン接種始まる

東京オリンピック・パラリンピックの競技の審判など大会の関係者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が18日から東京都庁で始まりました。

東京都は、新宿区の都庁第一本庁舎の45階にある「北展望室」で、18日からワクチンの接種を始めました。

対象は、開幕が来月に迫った東京大会の競技の審判や選手村の運営を行うため選手の近くで活動する大会関係者などで、都が大会の組織委員会から依頼を受けて接種が行われます。

医師から体調などを聞かれたあと、順番に接種を受けていました。

大会関係者に接種されるのはIOC=国際オリンピック委員会から提供されたファイザーのワクチンです。

都によりますと、1日当たり2500人を目標に8月末まで行うことにしています。

大会でドーピング検査に携わるという40代の女性は「これまで多少、感染の不安はありましたが、接種を受けたのでより安心して活動できると思います」と話していました。