近鉄グループHD ワクチン職域接種を前に会場でリハーサル

近鉄グループホールディングスは、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を始めるのを前に、奈良市の会場でリハーサルを行い、人の流れなどを確認しました。

近鉄は、今月21日から大阪と奈良、それに三重県四日市の3か所でグループの従業員およそ1万7000人を対象に職域接種を行うことにしています。

16日は奈良市内にある近鉄が所有する体育館でリハーサルが行われ、社員のほか産業医と看護師を含む合わせて40人ほどが参加して、受付から接種後の待機までの流れを確認しました。

近鉄では、まずは鉄道の乗務員や駅員から接種を行う予定で、人事部の田島学課長は「利用客の安心にもつながると考えて職域接種を決めました。リハーサルで出た反省点や課題を見直し、本番までにひとつでも多く解消して臨みたい」と話していました。