大谷所属のエンジェルス本拠地でワクチン接種イベント

大谷翔平選手が所属する大リーグのエンジェルスの本拠地の球場では15日、ワクチンの接種イベントが行われました。ワクチンを接種した人たちには、大谷選手が登板予定の試合の観戦チケットがプレゼントされるという特典もあり、多くのファンが集まりました。

アメリカのバイデン大統領は、来月4日の独立記念日までに18歳以上の70%が少なくとも1回、ワクチンを接種する目標を掲げていて、15日の時点では64.6%となっています。

これを受けて大リーグは、今月をワクチン接種の強化月間として、全30球団が接種のイベントを開いていて、ロサンゼルス郊外のアナハイムに本拠地を置くエンジェルスのスタジアムでも15日、イベントが行われました。
事前に予約をした人たちには、大谷選手が登板を予定している17日の観戦チケットがプレゼントされるという特典もあり、スタジアムの敷地内に設けられた接種会場には、予約枠いっぱいの150人が集まり、次々と接種を受けていました。

そして、お目当ての観戦チケットを受け取って喜ぶファンたちの姿が見られました。

接種を終えたファンは「試合のチケット目当てで来た。大谷選手にはホームランを打ってほしいし、そのボールをキャッチできれば最高だ」と話していました。

エンジェルスでは、17日の試合から観客の人数制限が撤廃され、最大で4万5000人が球場に入れるようになるということです。