東京都内 一般向けの接種に向け 来月からワクチン配分本格化へ

新型コロナウイルスの一般向けのワクチン接種に向けて、東京都内の区市町村には来月から本格的なワクチンの配分が始まります。

東京都内では高齢者のワクチン接種が進む一方で、12歳以上64歳以下の一般向けの接種も島しょ部などですでに始まっているほか、接種券を発送している区市町村もあります。

こうした一般向けの接種に向けたワクチンの配分が、都内では来月以降、本格的に始まります。

都によりますと、来月5日の週と12日の週には1357箱が配分される計画です。

区市町村別では、▽最も多い世田谷区が115箱、次いで▽八王子市が104箱、▽杉並区と板橋区がそれぞれ59箱、▽葛飾区が51箱、▽練馬区と小金井市がそれぞれ47箱などとなっています。

八王子市や小金井市は接種が比較的早く進んでいて、希望したすべての量が配分されます。

配分される1357箱で158万7690回分の接種ができる計算で、すでに一般向けとして配分された一部のワクチンとあわせるとおよそ247万回分になります。

これは区市町村が接種の対象として想定している951万人余りのうち、およそ13%の人が2回接種できる量です。