菅内閣不信任決議案 野党4党が共同で提出 与党は否決へ

国会の会期末を16日に控え、立憲民主党など野党4党が提出した、菅内閣に対する不信任決議案は、衆議院本会議で審議が続いています。決議案は、このあと採決が行われ、与党などの反対多数で否決される見通しです。

午後1時から始まった衆議院本会議では、立憲民主党など野党4党が提出した、菅内閣に対する不信任決議案の審議が続いています。
立憲民主党の枝野代表は、およそ1時間半にわたって趣旨弁明を行い「補正予算など、国会が果たさなければならない案件は山積しており、戦後最大の危機の下で会期延長を拒否し、国会を閉じようとしているのは到底容認できない。菅総理大臣は有事のリーダーとして失格で、即刻その地位を去るよう強く求める」と述べました。

現在は、各党の討論が行われていて、このうち自民党の柴山幹事長代理は「菅内閣は総力をあげて新型コロナウイルスの1日も早い収束と、国民が安心できる日常を取り戻すことを最優先に取り組んできた。このコロナ禍で内閣不信任決議案を出すこと自体、国民の政治に対する信頼を損なわせるという理解はないのか」と反論しました。

本会議では、このあと記名投票による採決が行われ、内閣不信任決議案は与党などの反対多数で否決される見通しです。

一方、参議院では安全保障上、重要な施設周辺の土地利用を規制する法案をめぐり、立憲民主党と共産党が、14日に自民党の森屋内閣委員長の運営に反発して解任決議案を提出し、このあとの本会議で採決が行われます。

与党側は、決議案を否決したうえで、15日中に法案を成立させたいとしていますが、野党側には「成立を阻止すべきだ」という意見もあり、与野党の攻防が続いています。