ベラルーシの航空会社 日本への乗り入れ認めない方針 官房長官

旧ソビエトのベラルーシが旅客機を強制的に着陸させ、反政権派のジャーナリストを拘束したことを受け、加藤官房長官は、当面、ベラルーシの航空会社の日本への乗り入れを認めない方針を明らかにしました。

ベラルーシの当局は先月、領空を通過していた旅客機を首都ミンスクの空港に強制的に着陸させ、搭乗していた反政権派のジャーナリスト、プロタセビッチ氏を拘束しました。

加藤官房長官は、午前の記者会見で「強制着陸について、ベラルーシ政府は非を認めておらず、今後、同様の事案が発生するおそれが排除されない」と述べ、ベラルーシの領空通過の回避を勧告する安全情報を日本の航空会社に発出することを明らかにしました。

また、ベラルーシ当局の措置が、国際民間航空条約に違反する疑いがあることなどを踏まえ、当面、ベラルーシの航空会社が日本への乗り入れを希望しても認めない方針を示しました。

さらに、ベラルーシとの間で、航空路線の開設に関するいかなる合意も行わないとしています。

加藤官房長官は「改めて、ベラルーシ当局による民間航空機の強制着陸や、搭乗していた特定の乗客の恣意的な拘束を強く非難し、拘束されたジャーナリストの即時釈放を求める」と述べました。