東京電力 柏崎刈羽原発7号機 安全対策工事 約70か所で未完了

再稼働に向けて東京電力が安全対策工事を行っていた柏崎刈羽原子力発電所7号機で、終わったと発表していた工事の一部が完了していなかったことを受けて東京電力が総点検を行い、およそ70か所で工事が完了していなかったことがわかりました。

東京電力は柏崎刈羽原発7号機の再稼働に向けた安全対策工事をことし1月に完了したと発表していましたが、その後火災感知器を設置する工事の一部が終わっていないなど複数の工事が未完了だったことが判明し、これを受けて東京電力は総点検を行っています。

そしてこれまでにおよそ70か所で工事が未完了だったことが分かったということです。

関係者によりますと、担当する複数の部の間で情報共有が適切に行われていなかったことなどが原因とみられるとしていて、東京電力は10日に記者会見を開いて詳細を説明することにしています。

柏崎刈羽原発では中央制御室への社員の不正入室やテロリストなどの侵入を検知する設備の不備などテロ対策をめぐる問題もことし相次いで明らかとなり、東京電力は当初、今月には営業運転に入れるとしていた再稼働にむけた7号機の工程を見直し、未定としています。