プロ野球 阪神 20日以降の甲子園での試合 入場券販売再開へ

プロ野球・阪神は緊急事態宣言の期限となっている今月20日以降に甲子園球場で予定されている試合について、ファンクラブ会員や一般向けの入場券の販売を再開すると発表しました。

阪神は緊急事態宣言の期間中に甲子園球場で行われる試合について、ファンクラブ会員や一般向けの入場券の販売は取りやめ、販売済みの年間予約席に限って観客を入れていました。

甲子園球場のある兵庫県の緊急事態宣言は今月20日が期限となっていますが、阪神は9日、今月25日から来月14日までに予定されている12試合の入場券について、ファンクラブ会員向けの販売を11日から、一般販売を今月22日から再開すると発表しました。

具体的な座席数は明らかにしておらず、今後発表される政府や自治体の方針によっては、販売の停止や追加販売をする場合があるとしています。

また、入場規制が強化された場合でも、これまでの政府の方針にのっとり販売済みの入場券は有効とする想定だということで、今回販売するものについては返金の対応はしないということです。

球団は入場券販売再開後も新型コロナウイルスの感染防止のため、一部の座席を除いて前後左右で1席ずつの間隔を空けるほか、大声を出しての応援を禁止するなどの対策をとることにしています。