東京 男子中学生 インドで見つかった変異ウイルスに感染確認

東京都は、インドで見つかった「L452R」の変異があるウイルスに、10代の男性と女性の合わせて2人が感染したことを8日、新たに確認したと発表しました。都内で、10代の感染が確認されるのは初めてです。

2人のうち1人は男子中学生で、都によりますと、この生徒が通う中学校では、ほかにも同級生10人程度と家族5人程度が、新型コロナウイルスの検査で陽性であることが確認されたということです。

保健所は、「L452R」の変異があるウイルスによるクラスターの可能性がないかを調べるため、同級生や家族の検査を進めていて、できるかぎり調査をする方向で対応を進めているということです。

また、2人のうち残る1人は女子大学生で、濃厚接触者として知人2人をさらに調べているということです。

これで、都内で「L452R」の変異があるウイルスの感染が確認されたのは、合わせて33人になりました。