沖縄 きょうから県立学校などで臨時休校に 新型コロナ

沖縄県に緊急事態宣言が出されて6日で2週間となったものの、依然として新型コロナウイルスの感染者数が多い状況に変わりありません。7日からは県立学校などで臨時休校となり、今後、子どもたちの間での感染拡大を抑えられるかどうかも焦点となります。

沖縄県に緊急事態宣言が出されて2週間となった6日、県は新たに183人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

1週間前より88人少なくなっているものの、日曜日としては過去2番目の多さで、年代別では10代以下の感染が全体のおよそ2割を占めています。

子どもたちの間での感染拡大に歯止めをかけようと、県内の学校の多くでは臨時休校の措置がとられ、このうち、県立学校では感染拡大がみられない本島北部と離島の4つの高校を除き、7日から20日まで休校となります。

小中学校では本島中南部を中心とした22の市町村で今週から20日まで休校となり、このうち、糸満市、金武町、それに八重瀬町は7日から休校が始まります。

また、独自の非常事態宣言を出している石垣市はすでに2日から13日まで休校の措置をとっています。

一方、このほかの本島北部や離島のほとんどの自治体では通常登校となります。

今後、子どもたちの間での感染拡大を抑えられるかどうかも焦点となります。