空港検疫 インドで広がる変異ウイルスに14人感染確認

空港での検疫の検査で、新たに14人が、インドで広がる変異ウイルスに感染していたことが確認されました。

厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは、先月22日までにインドやネパールから入国した男女合わせて14人です。

いずれも空港での検疫の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認され、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析した結果、インドで広がっている変異ウイルスが検出されました。このうち9人は、日本に到着した時点で無症状でしたが、5人には発熱や呼吸困難などの症状が見られたということです。

これで、検疫の検査でインドの変異ウイルスへの感染が判明したのは合わせて192人となりました。

一方、国内では、先月31日までの1週間に24人の感染が確認され、厚生労働省が全国的な検査体制の強化を進めています。