聖火リレー 富山県1日目 ゴール地点で点火セレモニー

富山県での東京オリンピックの聖火リレーが2日始まりました。新型コロナウイルスの影響で公道でのリレーは中止されたため、代わりのイベントとして点火セレモニーが行われ、会場の高岡市の「高岡スポーツコア」には走る予定だった93人が集まりトーチキスを行いました。

富山県での聖火リレーは当初は県内15の市町村を180人余りのランナーが2日にわたりつなぐ予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公道でのリレーはすべて中止されました。

代わりのイベントとして、1日目のゴール地点に予定されていた高岡市の「高岡スポーツコア」で午後5時から聖火の点火セレモニーが行われました。

セレモニーには6つの市を走る予定だったランナー93人が参加し、ステージの上でランナーが次のランナーに聖火を移すトーチキスを行い聖火をつなぎました。

このうち、射水市の第1走者として走る予定だった落語家の立川志の輔さんはトーチキスを行ったあと、笑顔で大きく手を振ったり、さまざまなポーズを決めたりしていました。

そして午後6時15分ごろ、最後のランナーが聖火皿に点火しました。

最後のランナーとして聖火皿に点火した守田蓮さんは「緊張しましたがいい思い出になりました。あす以降参加されるランナーの皆さん頑張ってください」と話していました。

2日目の3日はゴール地点に予定されていた富山市の「富岩運河環水公園親水広場」で午後5時から点火セレモニーが行われます。