SEALDs元メンバーを中傷 ツイッター投稿者に賠償命令 東京地裁

安全保障関連法に反対した若者のグループ「SEALDs」の元メンバー2人が、ツイッターでひぼう中傷を受けたと訴えた裁判で、東京地方裁判所は、投稿者に対しておよそ100万円の賠償を命じました。

安全保障関連法に反対した「SEALDs」の元メンバーの女性2人は、平成28年から30年にかけてツイッターで、活動の内容や私生活について、ひぼう中傷を受けたと投稿者を訴えました。

東京地方裁判所の藤澤裕介裁判長は判決で「投稿は臆測に臆測を重ねただけで、真実ではない。政治的言論については自由に意見交換できる場が十分に保障されるべきであり、投稿は元メンバー個人を攻撃した色彩が強く悪質だ」と指摘し、投稿者に対し慰謝料など、およそ100万円を支払うよう命じました。

原告の元メンバー「ひぼう中傷は建設的ではない」

訴えていたSEALDsの元メンバーの福田和香子さんは、会見で「民主主義の実現やよりよい社会を目指そうと活動したら悪意に満ちたことばがたくさん出てきましたが、ひぼう中傷は建設的ではありません。ネットを利用するすべての人は、ことばにはパワーがあることを知ってほしいし、自分とほかの人との違いを尊重してほしい」と話していました。