総務省 携帯大手3社に格安スマホ会社の回線料引き下げ促す方針

総務省は携帯大手3社が格安スマホ会社に貸し出している音声通話回線の料金について、自社の利用者に提供する場合と比べ高くなっているとみられるとして公正な競争環境を確保するため引き下げを促す方針を示しました。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社は自社で音声通話回線を持たない格安スマホ会社に回線を貸し出し、利用料を受け取っています。

これに関連して総務省は、31日開いた有識者会議で、大手3社の定額の料金プランをもとに自社の利用者に提供する場合の音声通話料金の推計を示しました。

そして、大手3社が格安スマホ会社に回線を貸し出す際の利用料は、自社の料金と比べ高くなっているとみられるとしました。

そのうえで総務省は、格安スマホ会社が同じ条件でサービスを提供できない状況は速やかに是正されるべきだとして、公正な競争環境を確保するため大手3社に対し料金の引き下げを促す方針を示しました。

携帯電話業界をめぐって、総務省はこれまで大手にかぎっていた携帯電話の番号の割り当てを、格安スマホ会社に広げることも検討しています。