4月の住宅着工 去年同月比7.1%増 2か月連続で増加

4月、全国で着工された住宅の戸数は、去年の同じ月より7%余り増加し、2か月連続で前の年を上回りました。

国土交通省によりますと、4月、全国で着工された住宅の戸数は7万4521戸で、去年の同じ月より7.1%増加し、2か月連続で前の年を上回りました。

内訳をみますと、賃貸アパートなどの「貸家」は去年の同じ月と比べて13.6%増えて2万8825戸と2か月連続で増加したほか、注文住宅を示す「持ち家」も8.8%増えて2万2877戸と6か月連続で増加しました。

一方、マンションや建て売り住宅などの「分譲住宅」は、去年の同じ月と比べて0.3%減り、2万2483戸でした。

国土交通省では「住宅着工は、新型コロナウイルスの影響から持ち直す動きも一部で出ているが、3回目の緊急事態宣言の影響は5月以降に出てくるので今後の動向を注視したい」と話しています。