プロ野球 阪神 医療従事者に感謝 青色ロゴの帽子など着用へ

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、プロ野球 阪神は来月18日に甲子園球場で予定されている巨人戦で、医療従事者への感謝を示そうとチームのロゴを青色に変えた帽子などを着用することになりました。

「野球は医療関係者のおかげ」

これは、阪神の選手会が中心となって企画したものです。
来月18日に甲子園球場で予定されている巨人戦では、選手たちが試合前の練習で、医療従事者への感謝を示す青色のTシャツを着るということです。

さらに試合中もチームのロゴやつばを青色に変えた帽子などを着用するほか、「Thank You HEALTH CARE HEROES」と刻印された青いベースを使うということです。

選手たちが着用したTシャツや試合で使われたベースなどは、インターネットを通じてオークションにかけられ、収益金は医療従事者を支援するために兵庫県などが設立した基金に寄付するということです。

阪神の選手会で会長を務める近本光司選手は「医療従事者やファンにたくさんの元気と希望を持ってもらえるように精いっぱい頑張っていきます」と話しています。

また、この企画を提案した坂本誠志郎選手は「野球をさせてもらっているのは医療関係者のおかげなので、感謝の気持ちを常に持って少しでも日常の楽しみを提供できるようプレーしたい」と話していました。