プロ野球 西武 源田壮亮 新型コロナに感染

プロ野球 西武はキャプテンを務める源田壮亮選手が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

球団によりますと、源田選手は今月24日に自宅から広島との交流戦のために広島市内の宿舎に移動し、25日と26日はマツダスタジアムで行われたチームの全体練習に参加していました。

27日午前に37度5分の発熱があったことから、27日夜の広島との試合のベンチ入りメンバーから外れ、PCR検査の結果、新型コロナウイルスの感染が確認されました。

発熱以外の症状はないということです。

保健所が濃厚接触者の特定を進めていますが、球団の判断で源田選手と接触があった選手とスタッフの合わせて8人がベンチから外れ、先発ピッチャーもニール投手に代わってダーモディ投手に変更となりました。

発熱などの症状を訴える人はいないということです。

球団は「ファンの皆様をはじめ関係の皆様にはご心配をおかけいたしますことを心よりおわび申し上げます。所管の保健所と連携を取りながら必要な措置を適切に講じてまいります。引き続きチームの感染予防、感染拡大防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

ほかのチーム関係者は陰性

西武は、源田選手の感染判明を受けて、広島市に遠征している監督やコーチ、選手それにチームスタッフの合わせて65人が試合前にPCR検査を受けた結果、全員陰性だったということです。

西武は28日から埼玉県所沢市にある本拠地のメットライフドームで阪神と3連戦を行う予定で、65人については試合前に球団施設で再度、PCR検査を受けることになっています。

一方で保健所が濃厚接触者の特定を進めているため、一部の選手とスタッフは広島に残ることになるということです。