群馬県内 2か所目の大規模接種会場を設置へ 知事 首相に伝える

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐって、菅総理大臣は群馬県の山本知事と会談し、県内で2か所目となる大規模接種会場を設ける意向を伝えられたのに対し、接種を加速させる先進的なモデルとなるよう、一層の取り組みを求めました。

菅総理大臣は27日午前、総理大臣官邸で群馬県の山本知事と会談し、新型コロナウイルス対策をめぐって意見を交わしました。

この中で山本知事は、県が独自に設けるワクチンの大規模接種会場について、5月24日から運用を始めた太田市に続き、6月中にも県の中央部に2か所目を設ける意向を伝えました。

これに対し、菅総理大臣は、接種を加速させる先進的なモデルとなるよう一層の取り組みを求めました。

会談のあと山本知事は記者団に対し「今が非常事態であり、ワクチン接種が唯一の『ゲームチェンジャー』になるということについて、菅総理大臣と全く同じ考えだった。打ち手の確保などが大変だが、全力で実現できるよう頑張りたい」と述べました。