横浜港にワクチン大規模接種会場設置 6月6日から接種へ 横浜市

横浜市は新型コロナウイルスのワクチン接種について、6月に横浜港にある複合施設に独自の大規模接種会場を設置し、7月末までにおよそ9万2000人に接種を行うと発表しました。

横浜市では、今年度中に65歳以上になる高齢者が、全国の市区町村で最も多い97万人いて、市は通常の集団接種や個別接種に加えて、独自の大規模接種会場を設置する方針を示していました。

これについて林文子市長は26日の記者会見で、6月6日から横浜港にある複合施設「横浜ハンマーヘッド」に会場を設置すると発表しました。

ふだん、クルーズ船の出入国管理などを行っているホールを利用して、
▽7月31日まで毎日、▽午前9時~午後7時まで接種を行い、期間中におよそ9万2000人に2回の接種を行うとしています。

使用するのは、
▽アメリカの製薬会社、モデルナのワクチンで、
期間中は、
▽桜木町駅から無料のシャトルバスを運行するということです。

この会場での接種の予約は、市の専用サイトか電話で受け付け、
▽75歳以上の人は、5月31日の午前9時から
▽65歳から74歳までの人は、6月3日の午前9時から
それぞれ受け付けを始めます。

市は、予約の電話回線を増やして対応するということで、林市長は「希望者全員が接種できるので、焦らずに予約してほしい」と呼びかけています。