“JFAハウス”ワクチン接種会場に提供の考え 田嶋会長

日本サッカー協会の田嶋幸三会長は東京 文京区にある協会が入る建物、JFAハウスを新型コロナウイルスのワクチンの接種会場として提供する考えがあることを明らかにしました。

「必要とされれば喜んで」

ワクチンの接種をめぐっては、サッカーJリーグのチームが本拠地としている6つのスタジアムが集団接種の会場になっているほか、東京 文京区ではプロ野球、巨人も本拠地の東京ドームを会場として提供することを検討しています。

日本サッカー協会の田嶋会長は文京区にあるJFAハウスについて、ワクチン接種の会場として提供する考えがあることを明らかにし、「区と調整して必要とされれば喜んで協力したい」と話しました。

FIFA オフサイドのルール変更を検討

また、田嶋会長は、FIFA=国際サッカー連盟などが来年にもオフサイドのルールの変更を検討していることを明らかにしました。

この変更は得点機会を増やすためで、現行のルールでは後ろから2人目の守備側の選手よりも攻撃側の選手の体が一部でも出ていればオフサイドになりますが、新たな案では体の一部が残っていればオフサイドにならないということです。

田嶋会長は「戦術に大きく影響する変更だ。議論はもう終わっていて、来年7月から導入される可能性が高い」と話していました。