滋賀県知事 大型連休中 ゴルフ「見合わせるべきだった」と謝罪

滋賀県の三日月知事は、大型連休の期間中、県内のゴルフコンペに参加していたことを明らかにしました。

知事は連休中、県民に対しては新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、日常的に接する家族など以外と過ごすことを控えるよう呼びかけていて「参加は見合わせるべきだった」と謝罪しました。

これは14日、三日月知事が県庁で会見して明らかにしたものです。

三日月知事は、近隣の大阪や京都などに緊急事態宣言が出されたことを受けて、感染の拡大を防ぐため、大型連休中は日常的に接する家族など以外と過ごすことをできるだけ控えるよう県民に呼びかけていました。

しかし、連休中の5月5日、経済界の有志が企画し県内のゴルフ場で行われたゴルフコンペに、妻とともに参加したということです。

知事の説明によりますと、公務ではなくプライベートで、懇親会や表彰式もなく、屋外で感染防止対策も取られていることから、前日に参加を決めたということです。

しかし、コンペのあと、県庁などに複数の問い合わせや指摘があったことを受けて、公表したとしています。

会見で三日月知事は「緊急事態宣言が近隣府県に出されるなど、感染が拡大する中、今回の行為に眉をひそめ疑問に感じる人も多いと思う。参加は見合わせるべきであったと反省し、深くおわび申し上げる。今後の公務に、より緊張感を持って当たりたい」と謝罪しました。