菅首相 “ワクチン接種 7月末まで 一部困難”は「ショック」

高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種について、菅総理大臣は、全国の市区町村の8割以上が7月末までに終えられるとしている一方、一部は間に合わないと回答したことについて「ショックだった」と述べたうえで、一層の協力を呼びかけました。

高齢者向けのワクチン接種について、国が全国の市区町村に行った調査では、今月7日時点で、全体の86%にあたる自治体が、政府が目指している7月末までに接種を終えられると回答しています。

菅総理大臣は今夜、総理大臣官邸で、記者団が「一部の地方自治体で『7月末は困難だ』と回答しているが、どう受け止めるか」と質問したのに対し「きのう報告を受けてショックだった。7月いっぱいで終えることができるようぜひ協力してほしい」と述べ、一層の協力を呼びかけました。