東京 変異ウイルス「N501Y」 検査した人の76%が感染確認

東京都内では感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスの検査で、およそ76%の613人が感染していたことが新たに確認されました。

東京都は13日、今月10日に都に報告があった変異ウイルスの検査結果を発表しました。

それによりますと、10歳未満から90代までの男女608人と、年齢と性別が分からない5人の合わせて613人が、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスに感染していたことが新たに確認されました。

検査の対象となったのは809人で、確認された割合はおよそ76%です。

年代別では、20代が168人、30代が140人と、20代と30代だけで半数を占めています。

また、感染経路がほぼ特定されているのは24人で「家庭内」が18人、「知人」が5人、「施設内」が1人でした。

これで都内で変異ウイルスの感染が確認されたのは、合わせて5285人になりました。

また、13日は死亡した80代の男性と90代の女性が変異ウイルスに感染していたことが新たに確認されました。

変異ウイルスに感染して死亡した人は16人になりました。