沖縄 豊見城 ワクチン150回分使用不能に 冷蔵庫ドア開いた状態

沖縄県豊見城市で新型コロナウイルスのワクチンを保管していた冷蔵庫のドアが開いたままになっていて150回分のワクチンが使用できなくなり、市長が謝罪しました。

沖縄県豊見城市では今月8日から、新型コロナウイルスの高齢者へのワクチンの集団接種が始まっています。

こうした中、豊見城市によりますと12日、集団接種向けのワクチンを保管していた冷蔵庫のドアが開いた状態になっていたということです。

ドアが開いていたのは20分ほどでしたが、中に保管していたワクチンの容器30本、5回接種計算で150回分が状態が分からないために使用できなくなったということです。

今後、ワクチンは廃棄されることになります。

集団接種では代わりのワクチンを使ったため、12日の接種に支障はありませんでした。

記者会見を行った豊見城市の山川市長は「ワクチンを廃棄せざるをえない事態になって市民にはご心配・ご迷惑をおかけして、心よりおわび申し上げたい」と陳謝しました。