インドからの邦人帰国 現地に臨時の検査場設置へ 外務省

新型コロナウイルスの感染が拡大するインドで、日本人が帰国に必要な検査証明書を円滑に取得できるよう、外務省は現地の日本企業と協力して、日本人を対象とした検査場を臨時に設けることになりました。

インドで、新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続いているため、政府は、現地に滞在する日本人に「スポット情報」を出して、一時帰国を含めた対応を検討するよう呼びかけています。

帰国する場合には、検査証明書が必要となることから、外務省は、円滑に取得してもらおうと、現地の日本企業でつくる商工会と協力して、臨時の検査場を設けることになりました。

対象はインド全域に在住する日本人で、首都ニューデリー近郊のホテルを会場に、希望者は早ければ来週から、無料で検査を受けられるということです。

一方、政府は、水際対策の強化の一環として、過去2週間以内にインド、パキスタン、ネパールに滞在していた外国人の入国を14日から原則として拒否することになりました。