モンゴルの空手の事前合宿が中止に コロナ影響 茨城 城里

東京オリンピックのモンゴルの空手の代表選手らの事前合宿地となっていた茨城県城里町に、モンゴルの空手連盟から「モンゴルで新型コロナが感染拡大していて選手が日本へ行けるかわからない」として合宿中止の連絡があったことがわかりました。

城里町は東京オリンピック・パラリンピックのモンゴルのホストタウンとして空手の代表選手らの事前合宿を行うことで2年前に合意し、準備を進めてきました。

おととし11月にはモンゴルの選手らが城里町で事前合宿を行い、住民との交流も行いました。

しかし、町が大会前の事前合宿について打ち合わせをしようと連絡したところ、5月6日に、モンゴルの空手連盟から「事前合宿を取りやめる」との返信がきたということです。

理由について「モンゴルで新型コロナウイルスの感染が拡大していて、選手が日本へ行けるかわからないため」などと説明しているということで、町は「中止にせざるをえない」としています。

茨城県内では桜川市もモンゴルのホストタウンとなっていて、射撃の代表選手らが事前合宿を行う予定でしたが、モンゴルの射撃連盟から4月、「事前合宿を行わない」との連絡があったということです。