JR東日本 みどりの窓口 約7割削減へ 140駅程度に集約

JR東日本は、経営の効率化などを目指して、対面で切符などを販売する「みどりの窓口」を置く駅を4年後の2025年までに、およそ7割削減することになりました。

発表によりますとJR東日本は、対面で切符などを販売する「みどりの窓口」を現在、440の駅に設けていますが、4年後の2025年までにおよそ7割削減して140程度の駅に集約するということです。

新型コロナウイルスの影響で厳しい経営状況が続く中、経営を効率化することや、非接触の切符販売を進め、感染症対策につなげることがねらいだとしています。
一方で、利便性をできるだけ損なわないよう、オペレーターと遠隔で会話をしながら乗車券や定期券を購入できる券売機を増やすということです。
会見で深澤祐二社長は「いかにコストを削減して、構造改革していくかを考えなければならない。効率的な駅の体制を作りたい」と述べました。

「みどりの窓口」は、JR西日本も2030年度末までに現在の3分の1にあたる、およそ100の駅に減らすことを決めていて、厳しい経営環境が続く中、効率化の動きが加速しています。