選手らワクチン提供見通し 競技団体に接種時期など調査へ JOC

東京オリンピック・パラリンピックの選手などに新型コロナウイルスのワクチンが提供される見通しとなったことを受けて、JOC=日本オリンピック委員会は各競技団体に対して選手が接種できる時期などを尋ねるアンケートを行うことになりました。

東京大会の参加者に向けた新型コロナのワクチンについてIOC=国際オリンピック委員会は、アメリカの製薬大手 ファイザーとドイツの企業 ビオンテックとの間で覚書を交わし、各国や地域のオリンピック・パラリンピック委員会を通して、選手や関係者などにワクチンが提供されると6日発表しました。

これを受けてJOCは、7日開いた競技団体の強化担当者との会議で、選手などが接種できる時期や場所を尋ねるアンケートを行う方針を示したということです。

競技団体や選手によって、海外で合宿を行ったり大会を控えていたりするなど状況が異なることを踏まえた対応で、今月11日までに回答を求め、その回答をもとにどのような形で接種を行うか具体的に検討するとしています。