都営バス 減便も混雑路線には臨時便 8日以降は通常ダイヤ

緊急事態宣言で人の流れを抑制するため、都内を走る都営バスは、大型連休を含む7日までの平日の運行本数を減らす一方、混雑する路線に臨時便を出すなどの対応をとって、目立った混雑はみられていないとしています。

緊急事態宣言を受けて都営バスは、先月30日と6日、7日の3日間、路線によって運行本数を2割から3割程度減らしています。

ただ、131ある路線のうち、朝のラッシュ時間帯に利用客の減少が見込めない路線については、減便せずに運行したほか、事前の想定よりも利用者が増えた場合には、臨時の便を出す対応をとったということです。

この3日間のバスの利用者は、先月30日は通常の平日より少ない傾向だった一方、6日と7日については、通常の平日並みかやや少ない傾向だということで、目立った混雑はみられていないとしています。

8日以降は通常のダイヤだということです。

首都圏の交通機関では、JR東日本が平日の運行本数を減らした結果、混雑したことを受けて、7日から通常のダイヤに戻したほか、西武鉄道や東急電鉄でも運行本数を減らす対応を一部取りやめています。