連休明け 緊急事態宣言の東京は早朝から勤務先へ通勤する人々

東京や大阪などに緊急事態宣言が出される中での大型連休が終わり、東京・新橋駅前は早朝から勤務先へと急ぐ人たちが行き交いました。

さいたま市に住む63歳の保険会社に勤める男性は「連休は家で過ごしていたので体は疲れていませんが、あまりすっきりしません。電車も混み人出は減っていないので、最初の緊急事態宣言の時のように街から人が消えるほどでないと感染の拡大を抑えるのは厳しいと感じています」と話していました。
勤務先の建設会社に月に5回ほど時差出勤をする以外は在宅勤務をしているという東京・立川市の61歳の男性は「公園での立ち飲みや電車の中での大声での会話など、特に若い世代に危機感がないと感じています。対策をだらだらと続けるよりも、人の流れを徹底的に止める必要があると思います」と話していました。
東京・葛飾区に住む30歳のサービス業の女性は「連休で外出をしたかったのですが、感染者数を伝えるニュースを見て怖くなり、自粛していました。テレワークが難しい仕事で通勤に不安もありますが、なるべく人通りの多いところに行かないことを心がけています」と話していました。