東京五輪代表内定の競泳平泳ぎ 武良竜也が新型コロナ陽性

東京オリンピック代表に内定している競泳の武良竜也選手が新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されました。武良選手は一時、40度の発熱があったものの、その後、熱は下がり、濃厚接触に当たる選手はいないということです。

武良選手は24歳、平泳ぎが専門で、先月の日本選手権の男子200メートル平泳ぎで派遣標準記録を突破して2位に入り、初めてのオリンピック代表に内定しました。

所属先のミキハウスによりますと、先月29日に練習を終えて帰宅した際、37度の微熱とけん怠感があり、その翌日には39度の発熱とのどの痛み、頭痛が生じたため医師の診察とPCR検査を受けました。

検査の結果、陽性と判定された武良選手は一時、40度の高熱となりましたが、熱は3日ほどで下がったということです。

保健所の指示で現在も自宅での療養を続けていて、体調は良好だとしています。

武良選手は練習以外の不要な外出は控えていて、濃厚接触が認められた選手や周囲に症状が出ている人はいないということです。

ミキハウスは武良選手と少しでも接触があった選手には、2週間が経過するまで自宅での健康観察を指示し、武良選手についても活動再開は未定だとしています。