大型連休を自宅で過ごす子どもたち オンラインで仕事体験

緊急事態宣言が出され、大型連休を自宅で過ごす子どもたちがオンラインで職業体験をする催しが行われています。

この催しは、東京 江東区などで職業体験型のテーマパークを運営する「キッザニア」が3歳から15歳の子どもたちを対象に行っています。

緊急事態宣言が出ている間、施設は臨時休館していますが、子どもたちは自宅からオンラインでアニメーションを編集する映像クリエーターの仕事を体験します。

4日は午前9時半から12人が参加し、3つのチームに分かれて作業を始めました。
子どもたちは施設の担当者からアドバイスを受けながら、いくつかのアニメーションからそれぞれが好きな場面を切り取ってつなぎ合わせ、効果音などを入れて1分ほどの動画を完成させました。

参加した9歳の女の子は「自分でアニメーションを選んでことばやマークを入れるのが楽しかったです」と話していました。

この催しはことしの8月31日まで行われる予定で、キッザニア東京の日野美里さんは「オンラインでも職業体験を楽しんでもらいたいと始めました。大変な状況ですが、全国の子どもたちがリモートでつながる経験になればうれしいです」と話していました。