新経済連盟 三木谷代表理事 首相に接種体制の抜本的見直し提言

高齢者向けのワクチン接種を迅速に進めるため、「新経済連盟」の三木谷浩史代表理事は2日菅総理大臣と面会し、抜本的に体制を見直すよう提言しました。菅総理大臣は、集団免疫を獲得するため迅速に接種を進めていく考えを示したということです。

IT企業などでつくる「新経済連盟」の三木谷代表理事は2日午後、総理大臣公邸を訪れ菅総理大臣と面会しました。

三木谷氏は、高齢者向けのワクチン接種を7月末までに終えるには体制の抜本的な見直しが必要だとして、有識者などとまとめた提言を手渡しました。

そのうえで「できるかぎりのことはやりたいと思うので、民間の力を使ってほしい」と要望しました。

これに対し菅総理大臣は「高齢者への接種はもちろんだが、集団免疫を獲得するべく、迅速に進めていく」と述べたということです。

このあと三木谷氏は記者団に「一生懸命ワクチン接種をやっていただいていると思うが民間として協力できることも含めて、より迅速に進めていただくようお願いした」と述べました。