陸上自衛隊 放射性物質の廃棄 誤って無許可の業者に委託

茨城県にある陸上自衛隊の部隊がおととし、基準を超える放射線量の廃棄物の処理を、誤って国の許可を受けていない業者に委託していたことが分かりました。
廃棄物は部隊に戻され、施設内で保管されているということで、防衛省は「深刻に受け止め、深くおわびします」としています。

防衛省によりますと、おととし2月、茨城県の霞ヶ浦駐屯地の中にある「関東補給処」という部隊が、放射性物質を含む部品を廃棄しようとした際、誤って国の許可を受けていない業者に処理を委託したということです。

業者が調べたところ、高い放射線量が測定されたため部品は部隊に戻され、いまは施設内で保管されているということです。

防衛省は、駐屯地周辺の放射線量に変化はなく、周辺の住民に影響はないとしています。

部隊の担当者が、放射性物質を含む廃棄物を処理する際のルールを正しく認識していなかったのが原因だということで、防衛省は「深刻に受け止めるとともに深くおわびします」としています。