“宣言の延長要請 連休明けに判断” 大阪 吉村知事

来月11日が期限となっている緊急事態宣言について、大阪府の吉村知事は、記者団に対し、大型連休明けの来月6日か7日にも対策本部会議を開いて国に宣言の延長を要請するかどうか判断する考えを示しました。

この中で大阪府の吉村知事は、府内の新型コロナウイルスの感染状況について「新規の感染者が1000名を超える日々が続き、医療体制も極めて厳しい状況が続いているという認識だ」と述べました。

そのうえで吉村知事は、来月11日が期限となっている緊急事態宣言について「来週の後半に対策本部会議を開くことになると思う。人流抑制の効果や、感染者の推移の分析をしたうえで専門家の意見を聞き、来月11日以降どうするか、府としての考え方を決める会議になる」と述べ、大型連休明けの来月6日か7日にも対策本部会議を開いて、国に宣言の延長を要請するかどうか、判断する考えを示しました。

また、吉村知事は、大型連休中の過ごし方について「感染防止対策を徹底し、自宅で過ごしていただくことをぜひお願いしたい」と述べ、府民に対し
▽不要不急の外出や
▽他府県への移動
▽集団でのバーベキューやキャンプなどのレジャー
▽路上や公園での飲酒などを控えるよう
改めて強く求めました。