菅首相 西村経済再生相らと会談 緊急事態宣言の期間など検討か

新型コロナウイルス対策で政府は東京や大阪などに緊急事態宣言を出す方向で検討しています。菅総理大臣は21日夜、西村経済再生担当大臣らと会談し宣言の期間や講じる措置などについて協議したものとみられます。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府は東京や大阪などに緊急事態宣言を出す方向で検討しており、それぞれの知事と連携して実効性のある対策を講じたい考えです。

加藤官房長官は記者会見で「感染状況や医療提供体制の状況を精査し対策の中身についての検討を進め速やかな判断をしていきたい」と述べました。

こうした中、菅総理大臣は午後6時すぎから、およそ1時間総理大臣官邸で西村経済再生担当大臣や田村厚生労働大臣らと会談しました。

会談では各地の感染状況や病床のひっ迫状況、それに知事の意向などについて報告を受けるとともに、宣言を出す場合の対象や期間、講じる措置などについて協議したものとみられます。