新型コロナの死者 世界全体の累計 300万人超える

新型コロナウイルスで亡くなった人が世界全体で300万人を超えました。ワクチンの接種が進む国では亡くなる人が減る傾向もみられますが、世界全体では再び増加傾向にあり、深刻な状況が続いています。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの死者数は、日本時間の17日午後6時の時点で世界全体の累計で300万225人と、300万人を超えました。

亡くなった人が最も多いのは
▽アメリカで56万6224人
次いで
▽ブラジルが36万8749人
▽メキシコが21万1693人
▽インドが17万5649人となっています。

世界全体の死者数は100万人を超えるまでは250日だったのに対し、そこから200万人を超えるまでは108日、300万人を超えるまでは93日と、間隔が短くなっています。

イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、この数か月では、ワクチンの接種が進むアメリカやイギリスで亡くなる人が減る傾向がみられる一方、ブラジルやインドなどは増加傾向にあります。

WHO=世界保健機関は、世界全体で新たな感染者数はこれまでで最も多かった時期の水準に近づいていて、亡くなる人の数も再び増加傾向にあるとしています。