ワクチン 対象年齢に達しない15歳に誤接種し謝罪 沖縄 うるま

沖縄県うるま市は15日、離島の津堅島で高齢者とそれ以外の住民に同時に新型コロナウイルスのワクチンを接種した際、国が接種の対象としている年齢に達していない15歳の住民1人に誤って接種したことが分かり、保護者などに謝罪しました。

うるま市の津堅島では15日、新型コロナウイルスのワクチンが離島では全国で初めて高齢者とそのほかの住民に同時に接種されました。

厚生労働省はファイザーのワクチンの接種の対象を「接種する日に16歳以上」としていますが、市によりますと「今年度中に16歳になる人」が対象だと認識し15歳の住民1人に誤って接種したということです。

市は厚生労働省からの指摘で誤りに気付き、住民の保護者に謝罪しました。

今のところ健康状態に問題はないということです。

市は来年3月までに16歳になるほかの住民にもすでに接種券を発送していて今後は予約の際に年齢を確認するということです。

うるま市は「本人や家族、地域の皆様に多大なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。今後は国の手引きを順守するなどして再発防止に努めます」としています。