コロナワクチン 高齢者とほかの住民 同時に接種 沖縄 津堅島

沖縄県うるま市の津堅島では15日、新型コロナウイルスのワクチンが離島では全国で初めて高齢者と、そのほかの住民へ同時に接種されました。

15日正午すぎ、津堅島の津堅小中学校で始まったワクチンの集団接種は、離島では全国で初めて65歳以上の高齢者と、それ以外の住民へ同時に行われました。

住民たちは接種券を持って簡易の診察室が設けられた体育館に集まり、医師による問診を受けたあと看護師からワクチンの接種を受けていました。

うるま市によりますと15日は64歳以下の43人を含む102人に接種したということです。

高齢者へのワクチン接種は全国各地で始まっていますが、人口およそ400人の津堅島をはじめ、人口1000人以下の一部の自治体や離島では効率的に進めるため、高齢者とそれ以外の住民も同時に接種します。

津堅島では4月18日にも同時接種が予定されているほか、5月6日と9日には4月に接種を受けた人の2度目の接種が行われるということです。