豪華寝台列車「瑞風」 1年ぶり運行再開 岡山駅で歓迎式

新型コロナウイルスの影響で運転を休止していた豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が、およそ1年ぶりに運行を再開し、岡山駅で歓迎のセレモニーが行われました。

関西と山陰や山陽を結ぶ「トワイライトエクスプレス瑞風」は、新型コロナウイルスの影響で去年2月から運転を休止していましたが、車内に空気清浄機を設置し、食堂車での食事の提供を取りやめるなどの感染対策を実施して14日、運行を再開しました。

正午に新大阪駅を出発した瑞風は、午後2時すぎに岡山駅に到着し、ホームで歓迎のセレモニーが行われました。

最初の列車に乗り込んだ20人の乗客がホームに降り立つと、岡山駅の半田充彦駅長が「ようこそお越しくださいました。岡山のよいところをゆっくり見て行ってください」とあいさつし、岡山県のマスコット「ももっち」や「うらっち」も出迎えました。

このあと乗客たちは、専用のバスで日本三名園の1つ、後楽園に向かいました。

瑞風は15日は島根県、16日は鳥取県に到着する予定です。

費用は2泊3日の山陽・山陰周遊コースで1人当たり56万円からで、部屋によっては130万円を超えますが、9月まで予約で埋まっているということです。