Bリーグ 来季も1部 2部の降格なし クラブ経営を考慮

バスケットボール男子のBリーグは、新型コロナウイルスの影響でクラブの経営が厳しい状況にあることを考慮し、来シーズンも1部のB1と2部のB2ともに降格をなくすことを決めました。

2022年シーズン B1は24チームに

これは13日に開かれたBリーグの理事会で決まりました。

Bリーグでは昨シーズンと今シーズン、B2からB1へ2チームが昇格する一方、降格するチームがない方式で行われています。

クラブの厳しい経営状況など、新型コロナウイルスの影響は続く見通しで、Bリーグは来シーズンもB1とB2ともに降格チームをなくすことを決めました。

B2からB1へ、B3からB2へ、それぞれ2チームが自動的に昇格し、来年2022年に開幕するシーズンでは、B1は24チームで争われることになります。

また、来年開幕するシーズンではワクチンの普及なども踏まえて、B1とB2ともに自動的に2チームが昇格および降格するということです。

Bリーグの島田慎二チェアマンは「B1の競技レベルの価値を担保することなども検討したが、それ以上に現状のコロナ禍でクラブの経営や財務を守ることなどを重視した」と話しています。