東京都 1日として最多の変異ウイルス感染確認で警戒呼びかけ

「まん延防止等重点措置」の初日となった12日、東京都内では1日に発表される人数としては最も多い61人が感染力が強いとされる変異ウイルスに感染していることが確認され、都は「変異ウイルスが流行している」として警戒を呼びかけています。

重点措置の適用初日となった12日、都内ではこれまでで最も多い61人が感染力が強いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに感染していることが新たに確認されました。

都は、12日夜、副知事などが区の職員らとともに新宿・歌舞伎町周辺で警戒を呼びかけました。

このなかでは「感染力が強い変異ウイルスが流行しています。若い人も重症化するおそれがあります」などと訴え、不要不急の外出を自粛し、あらゆる場面で感染リスクを抑えるなど対策の徹底を呼びかけました。

東京都総務局の西村泰信理事は「緩みもあるのか人出が多い。再び気を引き締めてほしい」と話していました。