「まん延防止等重点措置」適用前の日曜 東京 京都など人出増加

「まん延防止等重点措置」の適用を前に、東京都と京都府の11日、日曜日の人出は2回目の緊急事態宣言が出ていたときの土日、祝日の平均と比べて増加したところが多くなっています。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、全国の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、
▽日中が、午前6時~午後6時まで
▽夜間が、午後6時~翌日の午前0時までです。

それによりますと「まん延防止等重点措置」が12日から適用されるのを前に、東京都や京都府では11日、日曜日の日中の人出が2回目の緊急事態宣言が出ていたときの土日、祝日の平均と比べて、
▽京都駅付近で17%
▽渋谷スクランブル交差点付近で13%
▽東京駅付近で11%
それぞれ増えていました。

先に重点措置が適用されている大阪府や兵庫県では、
▽神戸市の三ノ宮駅付近で17%
▽大阪梅田駅付近で10%、増加していました。

また、夜間になると増加幅が広がり、
▽京都駅付近では2回目の宣言時より40%
▽渋谷スクランブル交差点付近では36%
▽東京駅付近では32%
▽大阪梅田駅付近では24%
▽神戸市の三ノ宮駅付近では23%
ぞれぞれ増加していました。

一方、東京の夜間の繁華街では、
▽新宿 歌舞伎町付近で2回目の宣言時より17%増加した一方、
▽六本木付近では33%減少
▽銀座付近では14%減少しました。