航空各社 大型連休後の国内線運航率を引き上げ 需要回復見込み

航空各社は、大型連休後の国内線の旅客機の運航率について、需要の回復が見込まれるとして今月よりも引き上げると発表しました。

それによりますと、国内線の運行計画に対する運航率は、全日空は今月64%としていたのを71%に、日本航空は今月65%としていたのを70%としています。

一方、大阪府と兵庫県、宮城県に「まん延防止等重点措置」が出されたことによって、一部の便で予約の変更や新規予約の伸びが緩やかになるなどの影響も出ているということです。

航空各社は、対象範囲の空港の発着便についてキャンセルや変更の手数料を無料にするなどの対応を行っていて、引き続き、需要の動向を見極めたいとしています。