河野規制改革相 “混乱防止へ「接種券」の段階的発送を”

新型コロナウイルスの高齢者へのワクチン接種が来週12日から始まるのを前に、河野規制改革担当大臣は、予約の際の混乱を避けるため、自治体に対し、接種券を年代や地域ごとに段階的に発送するなどの対応をとるよう、改めて求めました。

新型コロナウイルスの高齢者へのワクチン接種が来週12日から始まるのを前に、自治体で、接種券の発送や予約の受け付けが始まっています。

河野規制改革担当大臣は記者団に対し「コールセンターがつながらないとか、予約が取れないという声があがっている。公平性の観点もあるかもしれないが、コールセンターや予約業務が混乱しないように、対応してほしい」と述べました。

そして、予約の際の混乱を避けるため自治体に対し、接種券を年代や地域ごとに段階的に発送するなどの対応をとるよう、改めて求めました。

そのうえで河野大臣は6月末までには、高齢者が2回接種するのに必要なワクチンが供給されると改めて説明し「高齢者だけで3600万人いて、この人数を1日や1週間で接種するのはできない。少し時間がかかるが、慌てずに対応をお願いしたい」と呼びかけました。