「まん延防止等重点措置で感染拡大に歯止めを」JR東海社長

東京都が政府に対して「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請したことについて、JR東海の金子慎社長は、8日の記者会見で「今回の措置で感染拡大に歯止めをかけてほしい」と述べました。

東京都は8日、新型コロナウイルスの急速な感染拡大が懸念されるなどとして、政府に対して「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請しました。

これについてJR東海の金子慎社長は、8日都内で開いた記者会見で「再び感染が広まると輸送も減るということが起こる。今回の措置による夜の飲食店での対策などを通じ感染拡大に歯止めをかけてほしい」と述べました。

また、金子社長は新型コロナウイルスの影響で、東海道新幹線の昨年度の利用者の数が前の年度の33%にとどまったことを明らかにし「経営環境は大変厳しい1年だった。今年度はコスト削減や業務の改革に努めて収益を出せるようにしたい」と述べました。