日立金属を日米の投資ファンドに売却の方向 日立製作所

大手電機メーカーの日立製作所が子会社の大手金属メーカー、日立金属を日本とアメリカの投資ファンドに売却する方向で交渉を進めていることが分かりました。

関係者によりますと、日立製作所は子会社で株式の50%余りを保有する日立金属をアメリカの投資ファンド「ベインキャピタル」と日本の投資ファンドの「日本産業パートナーズ」などに売却する方向で交渉を進めているということです。

日立金属は、グループの中核企業の1つで、自動車や産業用の機械に使われる部品などを製造しています。

日立製作所は、ITやデジタル技術の事業などに投資を集中させる方針を掲げグループ企業の売却を進めていて、日立金属についても売却などを検討していました。

一方で会社は先月、アメリカのシリコンバレーに拠点を置くIT企業「グローバルロジック」を1兆円余りで買収することを発表していて、グループの再編を通じて国内外でDX=デジタルトランスフォーメーションの需要を取り込み、競争力を高めるねらいがあるとみられます。