参院再選挙と補欠選挙 告示 衆院選の前哨戦と与野党対決の構図

菅内閣発足後、はじめての国政選挙となる参議院の広島選挙区の再選挙と長野選挙区の補欠選挙が8日に告示されます。いずれも、与野党対決の構図で、各党は秋までに行われる衆議院選挙の前哨戦と位置づけて総力をあげることにしています。

参議院広島選挙区の再選挙は、おととしの参議院選挙をめぐる公職選挙法違反の罪で有罪が確定した河井案里氏の当選無効に伴って行われます。

立候補を予定しているのは、6人の新人で、
▽自民党の元経済産業省課長補佐 西田英範氏(39)
▽無所属のフリーアナウンサー 宮口治子氏(45)
▽NHK受信料を支払わない方法を教える党の職員 山本貴平氏(46)
▽無所属の元会社員 大山宏氏(72)
▽無所属の介護職員 佐藤周一氏(45)
▽無所属で医療法人理事長の玉田憲勲氏(63)です。

自民党の西田氏を公明党が推薦する一方、立憲民主党、国民民主党、社民党の3党が無所属の宮口氏を推薦する与野党対決の構図です。

選挙戦では、政治の信頼をどう回復していくかなどをめぐって、論戦が交わされる見通しです。
一方、長野選挙区の補欠選挙は、立憲民主党の羽田雄一郎元国土交通大臣の死去に伴って行われます。

立候補を予定しているのは、4人の新人で、
▽自民党の元衆議院議員 小松裕氏(59)
▽雄一郎氏の弟で立憲民主党の会社役員 羽田次郎氏(51)
▽NHK受信料を支払わない方法を教える党の職員 神谷幸太郎氏(44)
▽諸派で農業の荒井久登氏(42)です。

自民党の小松氏を公明党が推薦する一方、共産党、国民民主党、社民党の3党が立憲民主党の羽田氏を推薦する与野党対決の構図で、新型コロナウイルス対策などが争点になる見通しです。

今回の2つの選挙は、去年9月に菅内閣が発足して以降、はじめての国政選挙で、秋までには衆議院選挙が行われることから、与野党各党は、その前哨戦と位置づけて総力をあげることにしています。

投票は、来週告示される衆議院北海道2区の補欠選挙とともに、4月25日に行われます。