緊急事態宣言から1年 ホテル業界では全国泊まり放題のプランも

最初の緊急事態宣言から7日で1年となりましたが、大きな打撃を受けたホテル業界では、割安の料金で長期間滞在できるプランを販売することで苦境を乗り切ろうという動きが広がっています。

このうち、大手私鉄「東急」が展開するホテルチェーンでは、今月下旬から全国各地にあるグループのホテルで長期間滞在できるプランを始めます。

料金は、1か月30泊の場合は18万円、2か月60泊の場合は36万円で、同伴者については1人分が無料となり、通常よりも大幅に安い価格で利用できます。

また、宿泊施設は、北海道から沖縄県まで全国の39施設の中から選べ、同じ施設での連泊や、毎日、違う施設に宿泊することもできるということです。

東急ホスピタリティ事業部の川元一峰課長補佐は「新たなサービスを模索する中で、このプランができた。全国を旅するようにホテルを渡り歩きながら利用してほしい」と話していました。