「早ければ今月22日に1日1000人超 」都が感染シミュレーション

東京都は、都内の新規陽性者の7日間平均が今後、1.5倍のペースで増え続けた場合、早ければ今月22日に1日1000人を超えるとするシミュレーション結果を公表しました。

都は、新規陽性者やその増加比などをもとに、今後の感染状況をおおまかにシミュレーションしました。

それによりますと、6日時点で397人だった7日間平均が、今後、1.5倍のペースで増え続けた場合、およそ2週間後の今月22日には1日1000人を超え、1004人にのぼるとしています。

さらに、来月上旬には2000人を、さらに中旬以降には4000人をそれぞれ超えるとしています。

一方、増加のスピードが1.2倍の場合は、1000人を超えるのは来月12日と推計しています。

7日間平均を前の週と比べた増加比は7日時点で115.6%、つまり1.15倍ですが、これよりやや抑えられた1.1倍のペースだと、1000人を超えるのは6月13日になると推計しています。

小池知事「緊張感持って進める」

小池知事は、記者団から「都内の新規陽性者数が、1か月後には1日1000人や2000人、3000人になることもありえるのか」と質問されたのに対し、「1か月どころではないかもしれない。早いときは、すごく早くなると思う。緊張感を持って進めていきたい」と述べました。